先日、ちょっとした「事件」がありました。
「事件」の前日の朝、「お父さん、お願いがあるんだけど。」と長男。
学校から帰って、夕方、近くにあるショッピングセンターに連れて行って欲しい、とのこと。
「欲しいカード(ゲーム)があるんよ。自分のおこづかいで買うけえ、お父さん、連れて行って。」
とはいえ、平日の夕方。
「じゃあ、お父さんが帰る時間までに、明日の宿題と時間割をすませておいたら、連れて行ってやる。」と僕は約束。
家に帰ると、長男の宿題はまだ終っておらず
結局、その日すべて終ったのは、夜8時半。
「お父さんが帰るまでに間に合わんのは多めに見るが、晩ごはんまでには終らせとかんとだめだぞ。」
「でも、お店は9時まで開いとるよ。」
「そういうことじゃないだろ。」
結局、この日はNG。
翌日は8時にすべてが終了。
当然、僕は同じダメ出し。
「でも、今日はがんばってやったもん…」と半ベソの長男。
実は、1週間前に、「門限6時」の約束を破って7時前に遊びから帰ってきて
嫁さんが大激怒(僕は怒りを通り越して大爆笑でしたが)
1週間の「放課後外出禁止令」が長男に申し渡されていたのでした。
その際、宿題と時間割以外に、長男が毎月取っている、いわゆる「通信添削」の学習教材も毎日すること
…ということも申し渡されて(?)いました。
通信添削+宿題+時間割…8時はともかくとしても、長男の集中力など考えると、こなすだけでもがんばったとはいえるでしょう。
身から出た錆ではあるものの、外出禁止令、という長男にとってはつらい状況の中だとなおさら…。
もちろん、がんばったとはいえ、あまりに遅い時間。確かに、約束破りには間違いないのですが、いつになく半ベソで主張する長男の姿は、長男なりにがんばった結果なのだ、と思った僕は
「今日は、昨日よりは少しは意識してがんばったみたいだし、大目に見て連れて行ってやったらいけんか。」
と嫁さんに「交渉」するも、嫁さんは
「でも、約束は約束だから、だめよ。」
嫁さんの「主張」はごもっとも。特に厳しいわけはない。
そこで僕は長男に
「おい、明日、もう一度頑張ってみろ。お父さんが帰るまでに全部やったら、ぜったい連れて行ってやる。」
そういうと、長男は
「いやだ!今日がいいもん!」
と、泣きながら2階の部屋へ。
数分して、部屋に行くと、いやにドアが開かない。
どうにか開けると…真の前には高く積みあがった洋服が…
しかも、石垣のごとく、ぎゅっと詰めてありちょっとしたバリケード状態。
とはいて、長男の身長+少し以上の高さには積み上げることができなかったらしく
部屋の中にいて、テレビを見ながらカードゲームをしていた長男の姿が丸見えでした。
長男は、僕が声をかけると、いつものように受け答え。
特に反抗的な態度をとったり、無視することもありませんでした。
「おい、そこ(=部屋の中)にある携帯を取ってくれ。」
とか長男に言うと。
「うん、いいよ。」
とフツーに手渡してくれる長男。
立てこもり、とはいうものの、何だか和やかムード(?)
それでも
「明日連れて行ってやるから、もう一回がんばれや。」
というとそれは
「いやだ。今日がいいもん。」
と主張。
洋服のバリケードを突破することは簡単でしたが
ほとぼりが醒めてから長男と話した方が良い、と思い
しばらくそっとしておくことに。
「お~い、あいつ(=長男)、2階でおもしろいことやっとるぞ。」
とだけ嫁さんに伝えておきました。
長男が立てこもってから2時間後、結局、嫁さんが
「一緒に寝よう。1階に降りようね。」
とやさしく声をかけると、素直に応じてバリケードを「開放」した長男。
立てこもったものの、長男も引っ込みがつかなくなり、声をかけてもらいたかったのでしょう。
こうして、長男の「プチ立てこもり事件」は終ったのでした。
この春、小5になった長男。今回の立てこもりなんて、これから難しい年頃になっていくと思うとかわいい「反抗」なんですが、ある意味今までとは違った反抗態度に、長男なりに成長しつつあるんだな~
…などどかんがえさせられた出来事でした。
ちなみに、それから3日経過しているのですが、あれから店に連れて行って欲しい、ということは言わなくなりました。
嫁さんから言われていた勉強や時間割も、どうにかがんばってやっているようです。
外出禁止令も、一応、今週いっぱいで終了。
この週末、店に連れて行ってやるとするか…と思案中のオヤジなのです。