がんばれウィルコム!
先日、何げに某家電量販店のケータイコーナーを通りかかったところ、何とウィルコムPHS用の電池式緊急充電器が売られていました。見た瞬間「ついにこれが出たかあ~」とちょこっと感動。ウィルコマー(←ウィルコムユーザーのことを最近はこう呼ぶらしい…)の僕としてはうれしい限りなのです。
かつて、PHSのアクセサリー(特に社外品)は限られていたものです。それが「京ぽん1」ことAH K-3001Vが空前の大ヒット商品になってから少し変わり始めた気がします。それまで、ドコモ・ボーダフォン・AU・ツーカーなどいわゆる「携帯電話キャリア」では当たり前に発売されていた各機種用の液晶保護フイルムのラインナップにこの「京ぽん1」用が登場。また同じ頃に「京ぽん1」用社外AC充電器が登場。このあとウィルコムから出た新機種の充電コネクタが一部を除き統一されたためか、これまたPHS用ではなかった(と思う)シガーライター用充電器などが発売されました。その後、FOMA、AU、PDCに加えてウィルコムのコネクタ(=ミニUSB端子)の4ウェイ使用が可能な充電器まで登場しました。
充電器だけではなく、これまでいわゆる「汎用品」しかなかったイヤホンマイクにもウィルコム専用品が登場。あとは電池式の緊急充電器だけだな…と思っていた矢先だけに、今回の発売は驚いています。また、液晶保護フィルムは最近発売されたほとんどの機種に対応。さらには電話機本体を保護するカバーもウィルコム各機種用が発売中だったりします。
このようなウィルコム用社外アクセサリーが続々発売されてきている背景には「京ぽん1」や「W-ZERO3」といった携帯端末の大ヒットもあるのでしょうが、加えて、PHSの弱点を克服しつつ、逆手に取ったような新サービスにより、ウィルコム自体のシェアが高まり、社会にようやく認知されつつあることがやはり大きいのだと思います。
PHSはスタート直後こそ「ケータイ」より圧倒的に安い通話料金で爆発的に普及したもののその後は「通話エリヤが狭い・つながりにくい・切れやすい」という致命的な欠点が露呈(まあ、本来は内線電話としての機能だったはずなので仕方がないのですが…)したことと、いわゆる「携帯電話」が安価で買えるようになったことによるダブルパンチで急速にシェアを落としたのはみなさんご存知のとおり(ちなみに僕はPHSがスタートした1996年から使い続けていますが、当時は本当に使えなかったです…)。
ところが現・ウィルコムである旧DDIポケットが「つながりやすく切れにくい」エッジシリーズを発売したことによりまずは致命的欠点を克服。そして先述の「京ぽん1」の発売、さらに音声通話の定額制導入、アンテナ増量によるエリヤ拡大…と様々な改良や新サービスの展開により息を吹き返し、純増数は再び向上しはじめました(たしかここ2年近くは、月ごとの新規加入台数ではずっとボーダフォンより上位を維持していたと思います)。こうなるとこれまでなら「仕様が機種によりまちまちで出してももうけにならない」とされていたPHS用のアクセサリーが出るのは当たり前なのでしょう。
しかし、やはりまだまだなのです。例えば災害用のラジオ付き手回し充電式懐中電灯などは「ほとんどのケータイの充電ができます!」といってもウィルコムは不可なものばかり。また、先述の充電器やイヤホンマイクなどは発売こそしているけど例えばその辺のコンビニで簡単に入手可能かといえばそうもいかず、僕が見たような大型家電量販店にあれば御の字、といった状況であるのが実際のところ。ウィルコムが認知されつつあるとはいえ、世間ではケータイといえばやはり「ドコモ・AU・ボーダフォン」がまだまだ一般的だったりするのも事実。さらに、新規加入台数ではウィルコムに大きく水をあけられているボーダフォンがソフトバンクに変わることでおそらく新サービスに打って出るでしょうから、ウィルコムもうかうかしてられませんね~。
まだまだPHSの認知が完全に復活したとはいえない状況ですが、最近のPHSのポテンシャルは決して低くないんですよ~。そんなことを考えつつ、今日のこのとりとめのないつぶやきを終わりにします。
がんばれ、ウィルコム!
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