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2007年5月23日 (水)

長男の「一人自転車校区内解禁日」に…

昨日、長男の通う小学校で「自転車安全運転教室」があり、小3生はこれに参加すると「自転車免許証」なるライセンス(?)がもらえます。で、この日から子どもたちは校区内であれば一人で自転車に乗っても良い、との「お許し」が学校から出るわけです。もちろん、さらには保護者の「お許し」も出てから晴れてOK、となるわけですが…。

その夕方の出来事。

嫁さんが長男に「お父さんに今日のこと、ちゃんと話しんさいよ。」と一言。

「どうした?」と長男に尋ねると、放課後友達(便宜上A君)に自転車を貸したらしく、その友達が公園で別の友達(こちらはB君)にまた貸しして、B君が乗っている時にリアフェンダーを壊してしまった、と長男。

長男曰く「まだお父さんとお母さんが外で一人で乗っていいと言ってないけえ(自分は)乗らんかったよ。友達に貸しただけ。」うん?何かおかしくないか?しかも友達に大事な自転車を壊されて、こともなげにそう答える長男。

僕も嫁さんも長男にまだ「お許し」は出していないのに、友達に自転車を貸すというのは?まあ、それはいい。長男の友達付き合いもあろうから、断りきれなかった(もしくは断る理由がなかった)のかも知れない。また、また貸しして壊されたこともある意味、仕方ない(後でわかるのですが、フェンダーは自転車を持ち上げるために負荷がかかりポッキリ折れたようなので、友達はいたずらで壊したわけではない様子)。僕も小学校の頃、友達と自転車の借りあいこをして、こけて友人の自転車の前カゴをへこませたり、逆に友達が自分の自転車に乗っていてこけてフェンダーをぶつけてへこまされたり…小学校も3年生あたりになってくると男の子達の遊びも激しくなるもの。両者がよければ、それは子どもたち同士でOKなんだろうから、親がめくじら立てることはない。

ただ僕が気になったのは、壊されたことは仕方ないにしても、大事な自転車が壊れたという出来事を長男がどう思ったのか、とかこわれた自転車をこれからどうしたいと長男が思っているか、ということで、その話を切り出そうとしたところ、長男は布団にくるまって「黙秘権」。布団にくるまりごろごろと隣の部屋に行こうとする長男。長男からすればお父さんに叱られる、とかお説教される、とかいろいろ思ったのでしょう。

しかし、僕は今回の出来事は「物を大切にする気持ちを持つ」ということをしっかり教えるいい機会と思い、「拒否」の態度を取る姿勢の長男に大事な話をするからこっちに来るよう、長男に言うも「行きたくない。」の一点張り。僕はついに

「お前はお父さんの話もちゃんと聞けんのかあ~っ!よ~し、わかった。じゃあ、お父さんはもうお前の自転車を壊した友達の家に電話して、友達やお父さん、お母さんに自転車を直せ、いうてやかましゅう言うぞ!ええんじゃのう!嫌ならここに来て、父さんと話しをせ~や~!!」と怒り大爆発。もちろん、友達の家に電話なんてかける気はないし、ましてや友達の親にやかましく言う気も当然なし。長男がしぶしぶでも来るかと思い、わざと言ったのですが、さずがに「いや~!電話しちゃいけん」と言うものの、長男は来る気配なし。長男も彼なりに精一杯だったのでしょう。僕も作戦変更、とばかりに長男のところに行き

「あの自転車、かわいそうだろ。こわれた泥除けをどうするか考えんといけんだろ。お父さんがどうするか勝手にきめるんじゃなくて、お前の自転車なんだから、どうしたいんか、ちゃんと言わんといけんぞ。もしどうしていいかわからんのなら、お父さんも一緒に考えるから。その話しがしたいんで。」と、僕は長男を抱っこして優しい口調で言うと、ようやく僕の顔を少しまともに見れるようになった長男。

「よし、とりあえずお父さんに自転車がどうなったか見せてくれ。一緒に見に行こう。」と僕が言うと「うん。」と長男。二人して、もう日はとっくに暮れていて真っ暗な庭にでて、懐中電灯で自転車を照らしました。

前述のとおり、リアフェンダーは持ち上げられた力でネジ止め部からポッキリ。あと、リアブレーキもかなりあまあまに。「泥除けはもう使えんのう。」と長男に言い家の中に入り「お父さんに、こわれた自転車をどうしたいのか、言ってごらん。」と言うと、

「お父さん、新しい泥除けに交換できる?そうしたい。」と長男。僕は長男によく言った、エライぞ、とほめて、泥除けの交換が可能かどうか近々自転車屋さんに行くことを約束。その上で、自転車が壊れてどう思ったか長男に尋ねて(嫌だった、と長男)、物を大切にすることがどうして大事なことなのか、話しました。

そして最後に

「お父さんは、もうちょっとしたら、お前の自転車を一回り大きくて変速機がついたヤツに買い換えることを考えてるけど、もうしばらくは今の自転車に乗らんといかんから、できるだけ大事に乗ってやれよ。大事に乗ってると自転車もきっとうれしいぞ。」というと、長男は「うん、わかった。」と素直に返事。

リアフェンダーが壊れたのは残念だけど、この一件が長男と一対一でひざを突き合わせてじっくり話すいいひとときになったことやあらためて物を大切にすることについてじっくりと話すいい機会に、結果的にはなってよかったです。

これで長男も晴れて一人で校区内を乗り回すことが「解禁」となったのでした(もっとも、僕と二人では校区内はおろか広島市内中心部だの江田島市内だの、と既にかなり走っているのですが…。

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