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2006年6月 5日 (月)

クリーニング屋さんにて<後編>

「この間まで働いてた人がね、これがちゃんと仕事をしてくれなくてね~。接客とかでもいい加減で…「もうちょっとお客さんにきちんと接して」とその人に言うと、何でそこまで言われんといけんのか、私はパートなのに、とか言うのよ。あと、交代勤務だから土日なんかも出てもらわんといけないんだけど、その人にもでてもらうよう言うと、私はパートだからそこまで責任はないはず、だから平日しかでません、とか言われて…おかしいでしょう?お客さんからすればパートとか正社員とか、関係ないのにね。」

「そうですよね~。」と僕。Aさんの話は続きます。

「もう、その人と一緒に勤務の時は、お客さんに(その人が失礼な態度をとらないか)気を使うし、注意しても反発するしで…それでノイローゼになってたのよ。一時はこの状態が続くようならもうやめようかなとも思ったの。実際、家に変えると旦那とかにあたってしまってね、夫婦げんかもふえちゃって…私の仕事のために家庭までめちゃくちゃになりそうでね…でもこのままやめてしまったら、この店はどうなるんだろうって思ったら、やっぱりしんどくてもいかなくちゃ、とか思っちゃって…。結局その後その人がやめることになったんで、精神的には楽になったのよ。ただ、店員が減った分、私の仕事量は増えちゃったんだっけど、あの人(B氏)が本職とかけもちでここにパートで来てくれるようになったんで、とても助かってるのよ。」

「いろいろ大変だったんですね~。じゃあ、今は一時に比べたら楽になってるんじゃないですか?」と僕。

「そう。忙しいけど、やっぱり精神的に辛い思いしながら仕事するよりはずっと今の方がいいかな。」

「そうですよね~。少々忙しくても精神的に楽な方が、がんばれますもんね。」と僕。

「そうそう…。まあ、これからもよろしくね。」

「こちらこそ、よろしくです!」と僕。こうして僕はさっきお店に出したスラックスの仕上がり引換券を受け取り、クリーニング屋をあとにしたのです。いやあ、いつも変わらぬ笑顔の応対の影に、いろいろあったんだな~、と少ししみじみしながら帰途に着いたのでした。

Aさん、がんばって!

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